おもちでおかき

2012年 食べる 食べる
おもちでおかき

実家から餅つき器を借りてきたので、おかきを作ってみた。

おかきとは、つまり「揚げた餅」だ。餅を乾燥させ、油で揚げれば完成。レシピのちがいは、いつ、どのように味付けするか。市販の切り餅でも作れるし、食べる前に塩を振ってもいいから、どうとでもなる。

今回は餅つき器の付録冊子にしたがって、胡麻を混ぜ、紐で吊してみた。紐で吊すと本格的な感じがするけど、ぶっちゃけ、味には関係ない。屋外だと汚れや猫の被害が気になるので、(写真を撮ったら)キッチンにしまった。実際、ぽろりと餅が落ちてしまったので、紐で吊すのはリスクが高い。

自家製おかき
※自家製おかき

おかきは......堅かった。
さくりとした食感の中に、堅い芯のような部分があるのだ。油断してると、歯が欠けそう。調べたら、乾燥が足りないと堅くなるらしい。紐で吊っていい気になっていたが、大事なのはしっかり乾燥させることだった。今回は3日ほどで切り上げたが、2週間くらいかけて、しっかり乾燥させる人もいる。次は気をつけよう。
サイズも重要だ。薄いほど乾燥しやすく、食べやすくなるのだが、柔らかい餅のままでは切れないし、かといって乾燥しすぎても駄目。今回は分厚く切ってしまったが、薄く切ることにこだわらず、砕いて揚げればいいんじゃないか。つまり、「あられ」だな。
それからカレー粉の味付けもおもしろそうだ。

味は市販品に遠く及ばないが、楽しかった。また作ろう。