タイプラプス撮影は簡単だけど、簡単じゃない

2013年 娯楽 カメラ 動画
タイプラプス撮影は簡単だけど、簡単じゃない

 嫁の動画編集は、まず動画を撮影するところから難航していた。

 デジカメを使えば動画なんて簡単に撮影できるけど、のちの編集を視野に入れたタイミングやアングル、長さ、クオリティで撮影するのは難しい。短かったり、ブレブレだったり、暗かったり、偽色が発生したり、ゴミが入ったり、メモリーカードが足りなかったり、電池が切れたり。結局、撮った動画はほとんどゴミ箱行きで、写真を組み合わせるフォトムービーになった。

 そこでタイプラプスを試してみた。

 インターバルタイマーで一定時間ごとに撮影して連続再生させるのだ。動画を撮っても早送りするから、この方が効率的だろう。「コマ撮り撮影」、「低速度撮影」、「インターバル撮影」、「微速度撮影」などと呼ばれるが、海外では「タイムラプス(Time Lapse)」と呼ばれているので、それに倣う。

 9月のキャンプ(かわせみ河原)で、日没と夜明けにやってみた。
 簡単と思っていたけど、けっこうコツがいる。

 まず撮影間隔だが、10分に1枚じゃ少なすぎた。夜明けは5分に1枚にしたけど、人間の動きは追えてない。次は1分1枚にしてみよう。
 カメラの位置や角度も重要だ。スタート時だけじゃなく、太陽が動いてレンズに直射日光が入ったり、ボディが焼けないように工夫したい。カメラにダンボールの箱をかぶせたいな。
 オートフォーカスだと暗くなったときにボケる。ISOが低すぎると露出時間が長くなって、暗さを表現できない。露出補正って、どうやって切るんだったっけ? RAWにすれば調整できるが、大量現像は避けたい。ふむ。

※試作1号

 自宅の窓から何回か試してみたが、おもしろい映像にならなかった。時間経過による変化がおもしろい構図じゃないとダメだ。簡単なのに、考えることが多い。
 おもしろいので、次のキャンプでも試してみよう。