土鍋でごはん

2008年 食べる 食べる
土鍋でごはん

新米のおいしい季節になりました。

All Aboutの記事によると、少量炊くなら炊飯ジャーより土鍋の方が経済的らしい。
うちは夫婦2人だから、いつも一合だ。興味がわいたので、試してみることにした。

土鍋で炊いたご飯はうまかった。
私は粘りが少なく、やや堅めが好きなんだけど、まさにジャストミートの出来映えだった。これからは毎食、土鍋にしようと決めた。

しかし何度か試すと、いろいろ微妙になってきた。
土鍋の炊きあがりは火加減、水加減に左右されるから、70~100点を行き来する。それに引き替え、炊飯ジャーはつねに85点を出せる。うーん。
最初の土鍋がうまかったのは、ちょうど新米に切り替えたせいだったみたい。

また土鍋は目を離せない。つねにコンロを1つ占拠するので、大がかりな料理のときは駄目だ。逆に、簡単すぎる料理のときも(台所から離れてしまうため)、不向きだ。そして疲れているときは失敗しやすい。
エネルギー効率で劇的な差が出るわけではない。要するに電気代を喰うのは「保温」なので、そこだけ気をつければ、炊飯ジャーの手軽さは捨てがたい。

と言うわけで、最近はまた炊飯ジャーに戻ってしまった。
セットすれば自動で炊けるのは本当にありがたい。「経済的」も大事だが、「効率的」も大事なんだよね。

でも、いいお米が手に入ったときは、また土鍋で炊いてみたいと思う。