愛は危険な香り Lady Beware

1987年 外国映画 2ツ星 サスペンス 犯罪 狂気

跳ねっ返り娘が痛い目を見た、ということか?

不気味なストーカーに追いつめられる美女(ダイアン・レイン)を描いているのだが、主人公に感情移入できなかった。なので怖がっているところを見てもかわいそうでなく、反撃しているところを見ても応援できない。ストーカーにも感情移入できないので、なんとなく見て、なんとなく終わってしまった。

べつに悪い娘ではないのだが、変わった職業(ウィンドー・ドレッサー)に就いていて、記者とふらっと肉体関係を結んでしまったので、浮いた女に見えちゃったんだよね。彼女の作品が焼かれたときも、そんな派手な作品を作った彼女に原因があるように思えてしまう。それが意図した演出だったのかどうか、よくわからない。

ラストもいまいちで、この事件が彼女をどう変えたのかが気になる。
ちょっと物足りない映画だった。

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