[レビュー1992年01月10日に発表された 

ゆりかごを揺らす手 THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE

★妄想リメイク 主人公は犯罪者 犯罪
更新日:2020年08月31日(月) 03:51 [Edit]

ペートンの目的はなんだったのか?

夫と子を亡くし、財産も奪われたペートンが、クレアを逆恨みしていることは冒頭に描かれる。だから興味は、クレアがいつ気づくかに向けられる。愚かなクレアはペートンを信じ切り、大切な人を次々に遠ざけてしまう。やがてクレアは真相に気づき、ぺートンをやっつる。あっけない。こんなストレートな映画だとは思わなかった。

ペートンが悪人だったとしても、一時は信頼した相手であろう。しかもペートンの怒りにも同情の余地がある。それを手にかけて平気なクレアの神経が信じられない。主婦としてやるべき仕事を使用人とベビーシッターに任せるようなアッパーミドルの階級意識では、「異物は排除」で当たり前なのか。どうにも釈然としない。

ぺートンはなぜ乳母としてクレアに近づいたのか? セレブで初産だったぺートンに、乳母の知識があっとは思えない。復讐のため勉強するにしても、クレアがベビーシッターを雇うとはかぎらない。そのへんの事情は明かされないが、クレアに対する強い執着が感じられる。その終着点が物理的な殴りこみだったのはがっかりだ。

ゆりかごを揺らす手は世界を支配する
The hand that rocks the cradles rules the world.

ぺートンの手は、世界を支配できなかったね。

妄想リメイク

いろいろ思うところがあったので、自分が見たかったストーリーを書き出してみた。それほど長くないので、ぜひ読んでほしい。

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