君よ憤怒の河を渉れ Kimi yo Fundo no Kawa o Watare | You Must Cross the River of Wrath

1976年 日本映画 4ツ星 サスペンス 病院

最後まで釘付け!

151分と長丁場で、ストーリーはシッチャカメッチャカなのに、最後まで楽しめた。次の展開が予想できない。ワクワクが止まらなかった。

突然の告発、取り調べ、冤罪、罠、政治、上司、親、愛、熊、洞窟、飛行機、不時着、海、群衆、新宿で暴れ馬! いきなり脱ぐ女、ホテル、病院へ、薬漬け、ボス対決、まさかの決着!

たどり着いた結論が、追われても追いたくないって、どうなのよ? 『新幹線大爆破』(1975)で宇津井健が辞表を出すのと同じ。そこでやめてどうする? まぁ、そういう時代だったのだろう。

それにつけてもラストはすごかった。法に守られた悪をさばく方法は1つしかないと理解できた。

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