創作 / 夢日記 (42) 夢は不作為の創作ではなく、結実しなかった思考の残滓であろう

< 新しい All  1   2  
第42夜:夢の録画ボタン

第42夜:夢の録画ボタン

2013/04/04 - 夢日記

 モーターボートで神田川を下っているとき、「あぁ、これは夢だ」と気がついた。  なぜなら、さっき川べりを歩いていた私に波しぶきをかけたモーターボードに、いま私が ...more

第41夜:真夜中の太陽

第41夜:真夜中の太陽

2011/06/18 - 夢日記

「もう9時だから、もう無理~」  今日はウォーキングに行く予定。午前7時に起きるつもりだったが、寝過ごしてしまった。時計を見たら9時過ぎ。すぐ起きて、すぐ出発し ...more

第40夜:だいこんにあやまれ

第40夜:だいこんにあやまれ

2010/12/10 - 夢日記

 私は寝るとき、枕元にメモ帳を置くようにしている。  もちろん、見た夢をメモするためだ。夢は揮発性が高いので、トイレに行ったり、歯を磨く間に失われてしまう。「あ ...more

第39夜:夢の中では早く走れない

第39夜:夢の中では早く走れない

2010/11/02 - 夢日記

 夢の中では早く走れない。  ふつうに歩くことはできるが、いざ走ろうとすると、ベルトコンベアを逆送するようにスピードが出ない。あるいは、海の底のような強い抵抗が ...more

第38夜:脳を盗まれた女

第38夜:脳を盗まれた女

2010/10/05 - 夢日記

「盗まれた脳を、取り返してほしいんです」  アケチ探偵事務所に、奇妙な依頼人がやってきた。美しい女性で、自分の脳が盗まれたと言う。脳を盗まれて、なぜ平気なんだろ ...more

第37夜:停電の町にて

第37夜:停電の町にて

2010/07/19 - 夢日記

 『サイレントヒル』の最新版を手に入れた。  嫁が不在だが、ちょっとだけプレイしてみよう。ディスクをセットして、電源を入れる。オープニングムービーはけっこう怖か ...more

第36夜:電池がない

第36夜:電池がない

2010/06/28 - 夢日記

(なにか......なにか手はないか?)  荷物をあさりながら、私は必死に考えた。カメラの電池がないのだ。一眼レフだけでなく、コンパクトカメラも、iPhoneも ...more

第35夜:世界の果てのビデオ鑑賞会

第35夜:世界の果てのビデオ鑑賞会

2010/06/16 - 夢日記

 某所で、6人のオタクがビデオ鑑賞会を開いていた。  ここは広くて暗い部屋──いや、部屋というには広すぎる。どこかの倉庫だろうか。  暗い。窓も照明もないから真 ...more

第34夜:7手先を読め

第34夜:7手先を読め

2010/05/24 - 夢日記

 居酒屋を出たところで、日本刀をもった甲冑男に襲撃された。  西洋のプレートメイルを着てるのに、なぜ武器が日本刀なのか? なぜ目が真っ赤に光っているのか? よく ...more

第33夜:全校同窓会

第33夜:全校同窓会

2010/04/17 - 夢日記

 全校同窓会の招待状が届いた。  なんと高校3学年の全生徒、全教師が、校舎を借り切って、一堂に会するらしい。体育館の立食パーティのあとは、自分の教室でホームルー ...more

第32夜:あらざらむ

第32夜:あらざらむ

2010/04/16 - 夢日記

 気がつくと中学生に若返っていた。  自分で言うのもアレだが、肌の張りがちがう。いい意味で、ぷにぷにしてる。  ちょっとマテ。年号がぶっ飛んでいる。長生きできる ...more

第31夜:滅指

第31夜:滅指

2009/08/23 - 夢日記

 友だち4人で、「メッシ」という双六をやることになった。  知らないゲームだが、友人は「やりながら覚えられる」という。それはいいけど、こいつら、誰だっけ? 向こ ...more

第30夜:箪笥めぐり

第30夜:箪笥めぐり

2009/08/09 - 夢日記

 あわい期待が無かったと言えば、ウソになる。  仕事に疲れた私は、遠く丹波の山にやってきた。  一里塚で足を休めていると、あとから来た男がとなりに腰掛けた。登山 ...more

第29夜:台風と犬小屋

第29夜:台風と犬小屋

2009/03/25 - 夢日記

 風が強い。もうすぐ台風がやってくる。  家に帰る途中の坂道で、犬小屋を見かけた。  よく見ると、それは、わが家の飼い犬「ワン太郎」の小屋だった。 (ま、まさか ...more

第28夜:同情しないで

第28夜:同情しないで

2009/02/03 - 夢日記

 久々にダイナミックな夢を見た。  夢の中で《私》は、中世ヨーロッパのどこかの町にいた。  大群衆が押し寄せた石畳の通りを、若い女が引きずられていく。忌まわしい ...more

第27夜:コン・バトラーV 対 ボルテスV

第27夜:コン・バトラーV 対 ボルテスV

2009/01/28 - 夢日記

 コン・バトラーVとボルテスVが戦う夢を見た。  夢の中で、私は「役」を与えられておらず、ただ成り行きを見守るだけだった。  ひょっとすると、テレビを見ていたの ...more

第26夜:縄文時代のバロック建築

第26夜:縄文時代のバロック建築

2009/01/27 - 夢日記

 山奥で大学校舎を建てていると、遺跡を掘り当ててしまった。  巨大な講堂(天主堂?)である。荘厳な造りはヨーロッパを彷彿させるが、古代日本人の手によるものと判明 ...more

第25夜:単騎血戦

第25夜:単騎血戦

2008/12/24 - 夢日記

 最近、昼夜が逆転している。  何日も泊まり込みで作業してるから、昼も夜もないんだけど、やっぱり作業効率が悪くなった。大量のファイルを片っ端から書き換えたのに、 ...more

第24夜:爆弾劇場

第24夜:爆弾劇場

2008/10/07 - 夢日記

《お配りした指輪は、1分に1個ずつ爆発します》  黒いスクリーンに白い字幕。手書きのような字幕フォント。 (どういう意味だろう・・・?)  観客席で私は、次の変 ...more

第23夜:タバコを吸う夢

第23夜:タバコを吸う夢

2008/10/03 - 夢日記

「あたしにも一本、ちょうだい」  私は胸ポケットからタバコを取り出して、差し向けた。細い指がタバコを挟み、火を点ける。ふぅーと紫煙がたなびく。 (美人なのに、タ ...more

第22夜:汗をかく死体

第22夜:汗をかく死体

2008/09/16 - 夢日記

 気がつくと、地下室に閉じ込められていた。  壁も床も鋼鉄製で、無骨なリベットが打ち込まれている。頑丈なコンテナのようだ。  壁の向こうから、膨大な質量が伝わっ ...more

第21夜:味のない人生

第21夜:味のない人生

2008/08/23 - 夢日記

 夢の中で、私は小学校の先生になっていた。  受け持ちのクラスに、味覚のない少女がいる。外見に変わったところはないし、成績も言動もふつう。しかし集団の中では目を ...more

第20夜:なつかしエール

第20夜:なつかしエール

2008/08/21 - 夢日記

 久しぶりにぐっすり眠れて、目覚めのいい朝だった。  背広に着替えて、会社に向かう。すると駅で昔の友人Mに出会った。 「数年ぶり? いや十数年ぶり?」  さいわ ...more

第19夜:クローズド・サークル

第19夜:クローズド・サークル

2008/04/14 - 夢日記

(犯人がわかったッ!)  私は心の中で叫んだ。  と同時に、それが顔に出なかったか不安になった。心臓がバクバク鳴っている。へ、平静を装わなければ。なぜって、その ...more

第18夜:飛行船の秘密

第18夜:飛行船の秘密

2008/03/26 - 夢日記

「この飛行船は墜ちる!」  初めて乗った飛行船(ヒコーキではない)。興奮して、船内を探検していたら、とんでもないものを見つけてしまった。気嚢に新型兵器が隠されて ...more

第17夜:悪魔の手錠

第17夜:悪魔の手錠

2008/03/24 - 夢日記

「強盗の現行犯でおまえを逮捕するッ!」  逃走する若者を羽交い締めにして、手錠をかけた。死にものぐるいで抵抗する若者に、死にものぐるいでヘッドロックする。ぐきり ...more

第16夜:食の安全

第16夜:食の安全

2007/08/22 - 夢日記

 食品の"自然度"表示が義務化された。  "自然度"とは、その食品がどのくらい自然かを示す値。  なにも手を加えず、野生の近い状態で育てられた野菜や果実、魚、肉 ...more

第15夜:ウルトラマンの甘露煮

第15夜:ウルトラマンの甘露煮

2007/08/06 - 夢日記

 海エルフと陸エルフの猛攻によって、城は陥落寸前だった。  いろいろ不備もあったが、海エルフの強靱さは計算外だった。海の生物を地上に出すと、すごいパワーを発揮す ...more

第14夜:セカンドナース

第14夜:セカンドナース

2007/07/18 - 夢日記

 気がつくと、オンナになっていた。  身体が軽くて、柔らかい! ウエストが細いぃ! ちゃんと内蔵が入っているのか心配になる。すらりと伸びた両足も、美少女フィギュ ...more

第13夜:あざなえる縄のごとし

第13夜:あざなえる縄のごとし

2007/07/16 - 夢日記

 仕事を辞めて、大学受験することにした。  なにを今さらと思うだろうが、よく考えたことだ。受験に集中するため、私は会社を解散させた。一念発起。人生を再構築するの ...more

< 新しい All  1   2