魚眼レンズを買った

2005年 娯楽 カメラ 物欲
魚眼レンズを買った

1月に一眼レフ(D70)を買って以来、カメラに凝っている。
そして、多くのマニアがそうであるように、やっぱり交換レンズが欲しくなった。これはもう、抗しがたい誘惑だ。

私のメインは「SIGMA 18-125mm F3.5-5.6 DC」。わかる人にはわかるが、1本で望遠から広角までカバーする万能レンズだ。セカンドレンズは、より望遠に、より広角に、より明るく、より近く(マクロ)に、よりきれい(単焦点)にと考えるのだが、メインのカバー範囲が広いため、どうしても被ってしまうのだ。
モビルスーツにたとえるなら、「ジム」にあたる

私は悩みに悩み、そして決断したのがこれだ。
AF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mm F2.8G」。
Fisheye……つまり魚眼レンズである。対角魚眼といって、画面の対角線で180°をカバーする超超超広角レンズだ。カタログではつねに端っこに記載される特殊なレンズだ。
モビルスーツにたとえるなら、「強行偵察型ザク」にあたる

さっそく装着してみた。
「す、す、す、すっげぇ!」
それは非日常的な世界だった。中心はずーっと遠方に追いやられ、周辺部は球形に歪んでいる。人物も撮影してみたが、本人には見せられないほど奇怪な写真になっていた。

きれいな写真とは言えない。だが、そこから見えるものすべてが写し出されている。ぐるーっと景色を見渡せる場所や、距離が取れない狭い場所などでは、有効なレンズとなるだろう。

使いどころのない色物レンズに終わるか、その性能が適切に発揮されるか
……その成果は、この日記にて披露されるだろう。