東急線の歩行路標識シール

2008年 社会 日常
東急線の歩行路標識シール

東急線渋谷駅で、階段に赤と黄色のシールが貼ってあることに気がついた。

「視力障害者用歩行路標識シール」と言うものらしい。家に帰って調べてみたら、東急線のバリアフリーの取り組みとして、設置を進めているそうだ。

(目が見えないなら赤も黄色もないのでは?)
と思ったが、そういう意味じゃなかった。高齢者や弱視者にとって駅の階段は、灰色の坂道に見えるらしい。高齢者が視認しやすい「赤」と、弱視者が視認しやすい「黄色」を、白内障の方が視認しやすい「黒」で縁取りすることで、段差を視認しやすくしているそうだ。サングラスをかけたり、眼鏡を外して見れば理解できるだろう。
現在の私には必要ないが、歳をとったり目を悪くすれば、ありがたいものかもしれない。

バリアフリーへの取り組みはよく見かけるが、珍しかったので日記を残しておく。

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