レビュー  2014年09月09日  に発表された 

REC/レック4 ワールドエンド
[REC] 4: Apocalipsis

2ツ星

おざなりな完結編

「REC」シリーズの完結編。初代ヒロインのアンヘラが、病院船からの脱出を図る。「REC」シリーズの売りはPOVだったが、正伝は3作目で、リメイクは2作目で投げ出している。本作もPOVではなく、ふつうのホラー映画になっている。もとより原因についての興味もなかったが、本作ですべての謎に答えが出るわけでもなく、そうした点も含めふつうのホラー映画に仕上がっている。

主人公はいわば伝染病のキャリアーだが、自分本位に脱出しようとする。こわい思いをして人を信じられなくなったのはわかるが、緊急時に身勝手な行動をする根拠としては弱い。ヒロインを応援できないのはつらい。
アンヘラの騒動と並行してウイルスが拡散する。だれが感染したかわからないのは「遊星からの物体X」のようでおもしろいが、登場人物の挙動が不可解なため、だれにも感情移入できなくなる。

結局、世界規模のパンデミックは起こらず、なんちゃってハッピーエンド。4部作と言ってこの体たらく。考えなしに続編を作ってきたことが明らかになって、がっかり。
1と2はおもしろかったと、しみじみ思い返すのだった。


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