スター・ウォーズ：テイルズ・オブ・ジェダイ (全6話) Star Wars: Tales of the Jedi

4ツ星

濃密な短編集。

プリクエル時代、アソーカ・タノとドゥークー伯爵の物語。ふたりは邂逅しないが、ドゥークーが過去、アソーカが未来を象徴している。ドゥークーの印象が変わる。おもしろかった。『クローン・ウォーズ』を全話視聴しなければ。

1. 生と死と / Life and Death (15分) ... アソーカの誕生と通過儀礼。---典型的だが、本能的に受け入れられる。「アソーカはジェダイじゃよ」
2. 正義 / Justice (16分) ... ドゥークー伯爵とクワイ＝ガン・ジンが、誘拐事件を調査する。---ドゥークーの静かな怒り。クワイ＝ガンの聡明と謙虚。この師弟、かっこいい。
3. 選択 / Choices (16分) ... ドゥークーとメイス・ウィンドゥは、評議員カトリの遺体の搬送の赴く。背景には支配者の腐敗があった。---ドゥークーは反乱者たちに理解を示し、ジェダイの在り方に疑問をもつ。ウィンドゥの昇進。短いけど深い。ドゥークーを慕う勢力ができるのは当然だ。やり方を間違えた。
4. シス卿 / The Sith Lord (18分) ... クワイ＝ガンの活躍、成長、殉職。葬儀に参列しないドゥークー。「残念だがもはや手遅れ」扉が落ち、光が消える。---陰謀は着々と進んでいるのに、背中が寂しい。
5. 継続は力なり / Practice Makes Perfect (13分) ... アナキンはアソーカに苛烈な訓練を課す。---オーダー66、もしくは混迷の時代を予見してか。師弟の絆を感じる。
6. 決意 / Resolve (17分) ... パドメの葬儀に参列するアソーカ。オーダー66から数年後、ふたたび戦場へ。---オーガナ議員は聡明で度胸がある。アソーカの物語を知りたい。