オビ=ワン・ケノービ:帰ってきたジェダイ Obi-Wan Kenobi: A Jedi's Return

2022年 海外ドラマ 3ツ星 #スター・ウォーズ ドキュメンタリー

愛されている。

テレビドラマ『オビ=ワン・ケノービ』のメイキング。老いたオビ=ワン(アレック・ギネス)のインタビューに始まり、若いオビ・ワン(ユアン・マクレガー)が受け継いでいく構成は胸が熱くなる。プロモーションの一環として企画・撮影・編集されたものだから、すべて真実とは思わないが、オリジナルへのリスペクトがあって、楽しく作っている様子を見るとうれしくなる。

最終決戦のダース・ベイダーも、パート3で見えた荒野の幻影も、回想の訓練シーンも、ヘイデン・クリステンセンが演じていた。CGじゃなかったのか。
セットも作り込まれている。めちゃくちゃ手間がかかってる。映像を見るときも「すごい」と思っていたが、あらためて「すげぇ」と興奮した。

ドラマのキャラやシーンの意図が説明される。ダース・ヴェイダーと退治したとき、オビ=ワンは戦う準備ができておらず、自分が生み出してしまった怪物を恐れた。ターラは、オビ=ワンと同じく消せない罪を背負っており、生きるための助言を与えた。レイアを守ることで、オビ=ワンの父性が引き出されていく。なるほど。
『新たなる希望』ではルークが注目されるが、レイアの活躍も目覚ましかった。言われてみると強烈。レイアの機転と生意気さを描く。素晴らしい着眼点だ。

最後はセレブレーションイベントの初披露。ファンたちに受け入れられていく。
シリーズに関与できた人たちを、うらやましいと感じた。

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