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[レビュー2010年09月04日に発表された 

怪談新耳袋 怪奇 ノゾミ

Nozomi - Tales of Terror from Tokyo and All Over Japan

信子はなにを祓ったのか?

あらすじ

高校生・藤沢めぐみは、幻覚に悩まされていた。それは11歳のときに死に別れた妹・のぞみの霊障だろうと考えていた。ある日、母の旧友であり、霊能力者の信子が、めぐみに小さな女の子の霊が取り憑いていると言う。「今のままでは近いうちに死ぬ」と信子は警告し、お祓いをすることになった。

「ツキモノ」に比べ、静かなハートウォーミング系。見どころは信子の自動書記シーンで、ここだけ怖かった。が、その後の展開が噛み合っていない。信子はなにを祓ったのか? 状況に合わせて適当なことを言っているだけじゃないのか? 合理的な疑いが残る。

めぐみは妹・のぞみの死に責任を感じ、霊に殺されてもやむなしと思っていた。その気持ちが、異なる霊を招いてしまったのか? あるいは、めぐみ自身の生霊が警告していたのか? 新耳袋なので細かいことを気にしちゃ駄目だが、この物語でめぐみの気持ちの変化が描かれないのは画竜点睛を欠く。

あとで気づいたが、「ツキモノ」と「ノゾミ」はともに真野恵里菜が主演だった。テイストが異なるため、気づかなかった。私は物語ばかり見て、女優の顔は見ていなかったようだ。

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