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[レビュー2010年09月04日に発表された 

怪談新耳袋 怪奇 ツキモノ Tsukimono - Tales of Terror from Tokyo and All Over Japan

これで金を取るのは無理だろう

あらすじ

大学生・桐島あゆみは、大学に向かうバスで奇妙な女を見かける。声をかけるが反応がないため、講堂に急いだ。するとバスの女が講堂に現れ、教師や生徒を襲いはじめた。

新耳袋の劇場版4作目。2時間フルに使うのは懲りたのか、2部構成になっている。しかし1本40分オーバーだと、ショートドラマとは言えず、相応のストーリーが求められるが、相変わらずの投げっぱなしなので、あっけにとられた。テレビスペシャルなら許されるが、劇場版でこれはないだろう。

親切が霊を呼び寄せるとか、だれかが厄を引き受ける必要があるとか、そういう切り口なら怪談になりえるが、本作はモンスターの大学襲撃と、ゾンビウイルスの感染爆発でしかない。収束後もしばらくは地域全体が封鎖されそうな大事件だが、またたく間に日常を取り戻してしまった。そういうパニック映画じゃないのはわかるが、拍子抜けだ。

低予算だろうから、白昼に大量のモンスターを出すようなストーリーは避けるべきだ。そんな金があったら、もっと脚本に注力してほしい。

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