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[レビュー2010年02月05日に発表された 

真ひきこさん

Shin Hikiko-san

ボーすぎる

あらすじ (結末まで)

6人の小学生が「ひきこさん」に襲われた。Aは行方不明になり、BCDEFは記憶を失ってしまう。10年後、Bが交通事故で死んだことで4人は再会する。10年前の事件とBの事故死、自分たちの記憶欠落は関係しているのか?
Aの墓参りで小学校時代の担任と出会った。先生は事件の責任をとって辞職し、独自に真犯人を探していた。先生はひきこさんの伝説が関係しているのではないかと言う。その夜、おびえたC子はひきこさんに襲われて死亡する。C子の死体にはBと同じく引きずられており、手形が残っていた。先生は妖怪を信じておらず、真犯人が記憶を取り戻したBとC子を殺したと考えるが、論理に破綻があった。
先生はチンピラ2名を呼び出した。先生とチンピラ2名、ひきこさんは小学時代の同級生だった。チンピラ2名は忘れていたが、先生が当時のいじめを告発する。その後、チンピラはひきこさんに惨殺される。その現場を見てしまったD子は、記憶を取り戻したら殺されると直感、E子とFに警告するがひきこさんに襲われる。
E子、F、先生がD子の家に向かう。D子が引きずられた血痕は、先生には見えなかった。ひきこさんは、その存在を信じているものにしか見えないのだ。D子を引きずるひきこさんに追いついたときは、先生にも姿が見えるようになっていた。乱闘の中でひきこさんが鏡に弱いことが判明するが、Fがさらわれてしまう。
E子と先生は都市伝説を検証し、ひきこさんの棲家を見つけ出す。しかしひきこさんは強く、先生だけが生き残った。

(おわり)

アラが目立つ脚本だが、そんなに悪くない。悪いのはボー読み演技で、緊張感が台無しだ。主役クラスはまだしも、脇役まで素人とは。このテの映画で演技力がどうのと言いたくないが、ここまでしょぼいと泣けてしまう。

『ひきこさん』(2008)の翌年に公開されているけど、とくに関係はないみたい。都市伝説の要素を忠実に再現している。「信じるものにしか見えない」「思い出したら殺される」ってのは本作オリジナルの設定だろうか? 『ひきこさん VS 口裂け女』(2011)や『
ひきこさん VS こっくりさん』(2012)にも引き継がれ、キャラクターとして定着したようだ。

ひきこさんの犠牲者は行方不明になる場合と、死体が見つかる場合があるね。10年前の事件で死体が見つかってもよかったのではないだろうか。総合すると先生が主人公らしいが、そうとわからなかった。このあたりも演出不足。それと、ひきこさんが強そうじゃなかった。一生懸命、大人を引っ張っている少女でしかない。本気で戦えば勝てそう。


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