レビュー  2011年11月26日  に発表された 

こっくりさん 劇場版
Kokkuri-san The Movie

2ツ星

あなたの知らない「こっくりさん」

あらすじ

女子高生・絵梨が通う学校では、昔と変わらず「こっくりさん」が流行していた。ある日、山間部で少年の白骨死体が発見される。死後30年以上が経過しており、そばには「こっくりさん」の紙があった。そのニュースを見た絵梨の母・友子は青ざめ、翌朝、死体となって発見される。
葬式に友子のクラスメートだった男が乱入する。彼が見た友子の顔はミイラ化していた。後日、友子のクラスメートの息子だという少年がたずねてくる。彼の母も数日前に変死していた。どうやら母のクラスメートたちが次々に変死を遂げているようだ。
絵梨の担任である北村は、絵梨に呪いがかかっていると指摘する。ふたりは呪いを解くため、友子の故郷に向かった。

ぜんぜん「こっくりさん」じゃないところは、まぁ、大目に見よう。疑問に思うのは、制作者が想定するターゲット像だ。劇中に「こっくりさん」の仕組みや問題点を言及するシーンはないが、そうした知識をすでにもっているホラー映画ツウが見に来ると思っているのだろうか? あるいは、見に来る人はストーリーなど気にしないと思っているのか......。

鈴木まりやは美人だった。「ふつうの女子高生」という役割が不自然に感じるほどに。演技はひどい。やたらカメラは向くけど、セリフはわずか。演技力の拙さを隠す配慮だろうか? 結果として、「没個性の美少女」という奇妙な位置づけになっている。
ストーリーはオーソドックスなんだけど、多くのB級ホラー映画がそうであるように、後半のファンタジー展開になる。収拾がつかなくなって、投げてしまったようだ。30年を経て呪いが発動した理由や、その効果範囲、撃退方法など、すべてあいまい。まぁ、このあたりを気にする人が見る映画じゃないか。

お母さんはひどい人だね。復讐されても仕方ない。主人公はなにかコメントするべきだろう。このあたりも主人公の気持ちがわからない。発言を禁じられているようだ。そこまで演技が駄目だったのか......。

私は女教師の活躍に期待していた。霊能力があるなんて話はうそで、じつは女の子大好き属性だったのではないかと。ときおり主人公を名前で呼んでいたからね。転属してきたのも、女生徒に手を出したせいにちがいない。そう思っていたが、まさかふつうの霊能力者だったとは。がっかりだ。


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