[Edit]
[レビュー1999年01月23日に発表された 

リング2

Ring2

わかりにくいし、おもしろくない

『リング』な続編である『らせん』を、なかったことにして作られたパラレル続編。後日談ではなく、『リング』事件の途中から分岐しているので、非常にわかりにくい。しかも主演の舞(中谷美紀)は、『らせん』のイメージが強いだけでなく、『リング』の浅川(松嶋菜々子)が登場してるのに、その役柄(子どもを守る母親)を引き継いじゃうから、よけい混乱する。なんで女優を競演させたんだろう?

女子高生が頭を振る映像が乱れるとか、頭蓋骨の復元モデルをフラッシュ撮影すると顔が浮かび上がるとか、おもしろい演出はあるものの、全体的には退屈。断片的な恐怖シーンが連続するだけで、どこに向かっているのか、なにをしているのか、よくわからない。今作では、「呪われた人の写真を撮ると顔がゆがむ」現象が解明されたが、納得のカタルシスはない。ついでに「呪いが受理されると電話がかかる」現象も解明してほしいね。どうでもいいけど。

パラレル展開にするなら、1作目の最初に時間を戻して、全員が助かるようにチャレンジするのはどうだろう? 自分が助かるために、誰かを犠牲にすることがなければ、本当に幸福になれるのか? これも興味深いテーマだと思う。

いずれにせよ、退屈な続編だった。

リングと呪怨
リング (貞子) 映画
ハリウッド
呪怨 (伽椰子) ビデオ
映画
アメリカ制作
ゲーム
クロスオーバー

Share

Next

  • 死国

    死国

    1999年の日本映画 ★2