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[レビュー2012年05月12日に発表された 

貞子 3D

Sadako 3D

「世の中、みんな作りものだから」

いやぁ、ひどいね。リング・シリーズとして見るべき点はまったくない。ホラーですらない。なぜ3Dなのか。3Dで貞子なら客がバンバン入ると思ったのか。あの大々的な宣伝は、いい映画を知らせるためではなく、あほな映画にあほな客を呼び込むための仕掛けだった。安易な発想と効果に恐怖するよ。

キャストは悪くない。霊能教師の茜(石原さとみ)の絶叫はよく通る。茜の恋人は仮面ライダーキバで、不自然なほど理解力があるが、貞子の前では無力だった。新生・貞子は16歳の橋本愛ちゃん。かわいい。
前半(探索パート)は退屈だが、後半(アクションパートは)おもしろかった。珍妙なモンスターが襲ってくるシーンは腹を抱えて笑った。いいね、いいね! どうやら制作サイドは、ふざけた企画とわかった上で作っているようだ。『ゴジラ FINAL WARS』(2004)を彷彿させる。どうせなら最初からふざけて作ってほしかった。

貞子は日本を代表するモンスターになってしまったようだ。ジェイソンやフレディがコメディタッチになったのと同じで、こういう映画が作られるのは喜ばしいこと、誇らしいことかもしれない。

リングと呪怨
リング (貞子) 映画
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