レビュー  2014年12月12日  に発表された 

ティンカー・ベルと流れ星の伝説
Tinker Bell and the Legend of the NeverBeast

3ツ星

試される妖精たち

あらすじ

ある日、ピクシー・ホロウの空に緑に輝く彗星が流れた。その後、森から大きな怪獣が目覚める。フォーンは怪獣を「グラフ」と名づけ、観察し、打ち解けていく。しかし護りの妖精ニックスはグラフを危険な存在とみなし、捉えようとする。
ニックスは古い資料をあさって、グラフそっくりの怪獣がピクシー・ホロウを焼きつくすという言い伝えを見つける。決定的な証拠に、フォーンもグラフを守りきれなくなる。

しかし実際は逆で、グラフはピクシー・ホロウを救う怪獣だった。グラフはふたたび千年の眠りに就き、ニックはまちがいを認めて詫びた。

シリーズ第7作。本作の主人公はフォーンで、ティンクはその他大勢に溶け込んでいる。特別な援助やアドバイスもない。これじゃスピンオフだ。ティンクを中心から外すことでシリーズを長寿化するつもりかと思ったが、じつはシリーズ最終作だった。だったらティンクの物語を見たかった。
CGはまた少し進化したが、以前より愛らしさが失われた気がする。不気味の谷を巧妙にかわしても、技術が進化するとふたたび吸い寄せられるようだ。CG映画は難しい。しかし映像が気になるのは技術のせいじゃなくて、ストーリーに奥行きが足りないためだろう。なのでちょっと妄想してみた。

妄想リメイク

妖精たちは歴史の授業を受けるが、とても退屈。ティンカー・ベル(もの作りの妖精)が熱心に勉強していることに、ロゼッタ(植物の妖精)、イリデッサ(光の妖精)、シルバーミスト(水の妖精)、フォーン(動物の妖精)、ヴィディア(高速飛行の妖精)は驚く。
その日の夜、ピクシー・ホロウの空に緑に輝く彗星が流れ、森から大きな怪獣が目覚めた。フォーンは怪獣を「グラフ」と名づけ、観察し、打ち解けていく。しかしニックス(護りの妖精)はグラフを危険な存在とみなし、捉えようとする。ニックスは古い資料をあさって、グラフがピクシー・ホロウを焼き尽くすネバービーストと突き止める。決定的な証拠を出され、フォーンはグラフを差し出す。

腑に落ちないティンカー・ベルは、長老の家を訪ねて質問する。実際は逆で、ネバービーストは千年に一度の厄災(雷の嵐)からピクシー・ホロウを守る存在だった。ニックが石の塔(避雷針)を崩してしまったため、ロゼッタ(植物の妖精)、イリデッサ(光の妖精)、シルバーミスト(水の妖精)が大きな木を育てて代わりとする。ヴィディアが連絡し、フォーンがネバービーストに伝える。みんなが力を合わせたことで厄災を防ぐことができた。
ネバービーストは力尽き、ふたたび眠りに就いた。ニックは誤った判断を侘び、フォーンは信じきれなかった自分を責めた。ティンカー・ベルは、千年後のために記録を残しましょうと提案。ネバービーストが眠る岩場に、壁画を描いた。

妖精たちは学び、鍛え、働いている。より素敵になるために。

なんてのはどうかな?


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