レビュー  2008年05月01日  に発表された 

相棒 劇場版 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン
Aibou Movie

1ツ星

人気ドラマをダシにした思想誘導映画

大ヒット作と聞いていたけど、なんですかコレ? 鉄塔に吊したり、爆弾を用意したり、毒物を注射したりと、素人らしからぬ犯行をしておきながら、その方法は説明されない。すべては注目を集めるためと言いながら、裏サイトやチェスの暗号でしか予告しない。そもそも西田はどうやってSファイルの存在を知ったのか? トリックもドラマもいい加減。最後は西田の演技で引っ張ってもらうだけ。これは推理ドラマではありませんね。

ラストで「世界を変える」うんぬんの手紙が朗読されたときは、笑いを通りこして怒り、あるいは恐怖を感じた。この映画は、日本政府のイメージダウンを目的に作られたのかもしれない。いくらなんでも一方的で、感情的すぎる。こんな役回りを、杉下にやってほしくなった。亀山薫もテレビシリーズ以上に出番がなく、『相棒』の下地をまったく活かせていない。ひどすぎる。

こんな映画を熱心に宣伝して、大ヒット作に仕立て上げてしまうのだから、テレビ局ってのは恐ろしい。


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相棒 劇場版 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン