ボクのスーパーチーム (7分) Sanjay's Super Team

2ツ星

これが原初ではある。

ストーリー

主人公はインド系の少年。父親の命令でヒンドゥー教の神々にお祈りするが、ヒーロー番組が気になって仕方ない。あるとき主人公は誤って仏壇の明かりを消してしまう。父親は落胆して、お祈りを命令しなくなった。
主人公は、ヒンドゥーの神々がヒーローになるビジョンを見る。ともに戦って、怪物を撃退した。主人公はヒンドゥーの神々のイラストをスケッチブックに描いて、父親に見せるのだった。

インド人の特徴がデフォルメされている。なかなか強烈。監督もインド系で、本作は実体験に基づいているらしい。「ピクサー初の実話を基にした作品」と紹介されていたが、個人的な体験をそのように言われても当惑する。スパークショーツを見るに、監督の個人的な体験を映像化することは、ピクサーの文化になったようだ。

考えてみれば、神々とヒーローは同根である。ヒーローと同じように神々を大切にすることはできる。合わないところがあれば、それは形骸化した作法かもしれないな。未来には、スター・ウォーズの祭壇があるかもしれない。