2分の1の魔法 Onward

2ツ星

なにこれ？

ストーリー

魔法が衰退した世界。
主人公はエルフの少年。死んだ父親を忘れられない。
ある日、父親が魔法で下半身だけ復活。きちんと復活させ、きちんとお別れするため、主人公と兄は東奔西走する。
---
父親は数分だけ完全復活したが、主人公はその時間を兄にゆずった。

なぜ魔法が衰退した世界で、なぜ半分だけ復活し、なぜ主人公は目的を果たさず納得できたのか？　作劇上の意図がわからない。原題はOnward（先へ）だが、なにが主人公を引き止めていて、どんな変化があったのか。私は20分くらい、よそ見してたんだろうか？

エルフの青い肌。お母さんの再婚。レズビアンの婦人警官。妖精暴走族の乱入。活力を取り戻したマンティコア。いろんな要素が盛り込まれているが、意味がわからない。なにを描きたかったんだろう？

ドタバタはおもしろいけど、ドラマの魅力はなかった。
あと声の演技で萎えた。