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[レビュー2012年10月04日に発表された 

バイオハザード6 (PS3)

BIOHAZARD 6 / Resident Evil 6

ゲームかドラマか、どっちかに専念してよ

『5』よりドラマパートを作りこんでいるので、「これからどうなるんだろう?」「なにが起こってるんだろう?」と期待させることには成功した。その分、ゲームパートはイベントムービーを見るための作業になってしまったが、そこは目をつむる。問題は結末にカタルシスがないことだ。

  1. レオン編 ... 大統領殺害の容疑をかけられるが、黒幕シモンズの犯行を立証できた。
  2. クリス編 ... 後継者ピアーズが死んだため、引退せず戦いつづける。
  3. ジェイク編 ... カネのためではなく、信念を持ってバイオテロと戦うことを決意する。
  4. エイダ編 ... シモンズとクローンを始末して、どこかに去った。

ドラマパートを作りこんでおきながら、映画として成り立たない脚本。「ゲームにストーリーは必要ない」と言いたいが、ゲームパートもおざなり。結局、ゲームとしての没入感も、物語としての結末もない、ただキャラクターだけを描いた作だった。

クリスが記憶喪失? なんじゃそりゃ。ピアースはなんのため出したんだ? ジェイクも父親の素性を知らないんじゃ、苦悩もなかろう。反応もステレオタイプ。最後までカネに生きるくらいの気概をみせてみろ。そして制作者がエイダ好きなのはわかったよ。でもね、クローンの行動は支離滅裂だよ。エイダの正体がわかると思って見てたから、なんも明かされないラストにがっかり。エイダは人造人間。それでいいのに。

悪いが制作者に、物語を作る才能はないよ。
色気を出さず、真摯にゲームと向き合ってほしい。



Steam:Resident Evil 6 / Biohazard 6


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