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[レビュー2014年10月03日に発表された 

牙狼〈GARO〉炎の刻印 (全24話)

Garo: The Animation

行き当たりばったり

アニメであれば、中世を舞台に派手な剣戟や魔法戦闘を描けるだろう。そうした表現で「牙狼」の世界観を広げるのだろう。と期待したが、ちがった。これまでのテレビドラマとほぼ無関係な作品だった。

序盤は展開が早くて痛快だったが、レオンが暴走したあたりから後付け設定が増え、感情表現が粗くなる。なにも考えず作っていたように見える。
最終決戦でレオンは「守りし者は不滅だ」と言うけど、彼が地獄に落ちたことで黄金騎士の血脈が途絶えることに気づいてないのか? またレオン自身、奇跡的に生まれた子どもである。「守りし者」はホラーと人間の双方から見を守らねば、絶滅してしまうのだ。

番犬所も脅威だ。ガルムはホラー討滅のためなら人間や国家の犠牲もやむなしと考えている。こんな組織に属して、本当に人を守れるのか? というか番犬所の掟が、メンドーサという怪物を生み出したじゃないか。

そもそも「守りし者」の活動はなぜ秘密にされているのか? 人間はホラーの脅威を知ってるし、誤解によって血族が滅びる寸前だった。アルフォンソが騎士であり、王となった今、隠す意味もないはず。わからない。

「牙狼」シリーズの世界観は穴だらけだ。

お父さんはおもしろかったが、まぁ、それだけのアニメだった。


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