劇場版 高速戦隊ターボレンジャー Kousoku Sentai Turboranger The Movie

4ツ星

最終回にしてもいい盛り上がり

2万年前、妖精フローラが生命と引き換えに封印したジャシンボーマが復活した。妖精シーロンは、今度は自分の番だと飛び出していく。駆けつけたレッドターボがシーロンを助け出して、訴える。
「昔はね、ジャシンボーマを封じるためには妖精が死ななければならなかったかもしれない。でも、今はちがう。俺たち、ターボレンジャーがいるんだッ！」

ぐぐっと胸が熱くなった。スーパー戦隊の戦いに犠牲者が出るはずないが、その根拠はスーパー戦隊が存在するからだった。特別な武器を使うわけじゃなく、コンビネーションアタックを仕掛けるのも素晴らしい。スーパー戦隊の力は、結束から生まれるのだ。

ジャシンボーマは大きく、不気味だった。息子を食べちゃう異常性もあるのだが、あっさり倒されてしまったのは残念。もう少し強さを演出してほしかったが、30分では難しいか。