レビュー  2011年02月13日  に発表された 

海賊戦隊ゴーカイジャー (全51話)
Kaizoku Sentai Gokaiger

5ツ星

過去戦隊の力を借りずとも、おもしろい

やっぱり自分が知ってるスーパー戦隊のエピソードは格別におもしろい。ちゃんと設定が活かされると、うれしくなってしまう。私も全作品を見ているわけじゃないから、知らないキャラクターや用語はあるが、なんとなくわかるよう演出されているのは見事。おかげでテンションが下がらず、最後まで楽しく鑑賞できた。
『ウルトラマンメビウス』のような連続性、『ディケイド』のような斬新さはないが、このアプローチは素晴らしい。

最大の特徴は、ゴーカイジャーの面々が個性的であること。唯我独尊の赤、寡黙な青、ズッコケの緑、気っぷのいい黄色、優しさのピンク。戦闘時は銃と剣を交換することで、攻撃型(青と黄)と防御型(緑とピンク)、バランス型(赤)に組み分けする。よく考えられている。シルバーはうざいが、過去戦隊を紹介する(尊敬する)役割が必要だから、やむなし。ひとりだけ陽気で、低姿勢で、地球人だけど、きちんと仲間になる展開はよかった。

赤き海賊団の過去、バスコとサリーの末路、宇宙最大のお宝もきちんと描かれ、ストーリー面でも大満足。アカレッドの出番をしぼって、正体を明かさなかったのはさすがだ。難点をあげれば、ザンギャック陣営がしょぼかった。35戦隊が揃う一大イベントなのに、ザンギャックはふつうの敵組織でしかない。司令官ワルズ・ギルも没個性すぎる。あっさり死んで、改造復活がなかったのは拍子抜けだ。それと玩具販売の都合もあるとはいえ、大いなる力の設定がいまいち。ゴーカイジャーの大いなる力がマッハルコン対応ってのも不可解だよ。

いくつか首をかしげるところもあるが、全体的な満足は変わらない。おもしろかった。41歳になって、ここまで楽しめるスーパー戦隊に出会えるとは思わなかった。

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海賊戦隊ゴーカイジャー (全51話)