レビュー  2014年03月30日  に発表された 

烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル
Ressha Sentai ToQger vs. Kamen Rider Gaim: Spring Break Combined Special

2ツ星

「いくら特急でも黙って通過できない」

定番化したクロスオーバー作品の1つ...と言いたいところだが、ライダーと戦隊のクロスオーバーがテレビ特番として放送されるのは史上初だった。これはいいアイデア。劇場版のように間延びせず、オリジナルビデオより視聴しやすい。また放送中の作品を交差させることで、互いの視聴者を呼び込める。新学期がはじまる直前というタイミングもうまい。手法が洗練されていく。

しかし内容には不満がある。第一に説明がなさすぎる。トッキュウジャー(or鎧武)はどんなヒーローで。どんな能力があって、どんな敵と戦っていて、いま物語がどうなっているのか、ざっくり説明してほしかった。でないと来週から見てみようって気にならない。本作にかぎらず、特撮番組はこうした入門者向けのガイダンスが下手くそなんだよね。
第二に敵が弱い。2大ヒーローが力を合わせて戦うのに、モグライトAとBじゃ拍子抜けだ。チノマナコディエンド変身態のようなインパクトがほしかった。
それから本作は『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の前日譚になっているが、吸引力が弱い。映画の導入部くらい教えてくれないと、やっぱり劇場に行こうって気にならない。あるいは映画の内容を知らずに脚本を書いたのか?

いつも情けない役回りの紘汰が、たのもしく見えたのは驚き。よくよく考えれば、紘汰が背負っている問題は重い。割り切った戒斗や光実が異常だった。トッキュウジャーの面々にも事情はあるのだろうが、このスペシャルからは窺い知れない。

まぁ、緊張感がつづく鎧武においては、いい箸休めだった。


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