[Edit]
[レビュー2015年04月22日に発表された 

鎧武/ガイム外伝 仮面ライダーバロン

Gaim Gaiden: Kamen Rider Baron

小林豊の正体を暴露してやる

駆紋戒斗は魅力的なキャラクターだが、その信念はわかりにくかった。本編では紘汰との対比が足りてなかったため、その点を掘り下げるスピンオフを期待したが、まさかのコメディだった。同じくパッケージに収録された『仮面ライダー斬月』との落差に戸惑う。

のちに「トークショー」を見て、シャプールが戒斗を演じる小林豊そのままの性格だったことを知る。おそらくスタッフは、駆紋戒斗のかっこよさばかり知れ渡ることに不満を抱き、小林豊の正体を暴露するつもりで脚本を書いたのだろう。そうにちがいない。

一方、物語は戒斗の少年時代も明かされる。戒斗の両親はユグドラシルに工場を奪われたことを苦に自殺したことになっていたが、ちゃんと対価は支払われていた。憎むべきはユグドラシルではなく、両親の弱さ。戒斗は弱さを否定するが、決して虐げることはない。なんとも複雑で、なんとも矛盾をはらむ信念だろうか。ふざけたシャプールでなければもっとテーマが際立っただろうに。


※仮面ライダータイラントドラゴンエナジーアームズ&仮面ライダーバロン リンゴアームズ

『仮面ライダー斬月』で回収されたリンゴロックシードが渡され、仮面ライダーバロンリンゴアームズに変身してくれたことはうれしい。やはり頂上決戦はオレンジ(葛葉紘汰)とリンゴ(駆紋戒斗)だよね。リンゴロックシードが壊れなければ、理想的な展開になっただろうに。

期待したものとはちがったが、これはこれで悪くない外伝だった。こうした設定やエピソードを踏まえ、いつか本編をリメイクしてほしい。

仮面ライダー
昭和・第1期
1971 仮面ライダー
1973 V3
1974 X
1974 アマゾン
1975 ストロンガー
昭和・第2期
1979 新 (スカイ)
1980 スーパー1
1984 ZX
昭和・第3期
1987 BLACK
1988 BLACK RX
1992
1993 ZO
1994 J
平成・第1期
2000 クウガ
2001 アギト
2002 龍騎
2003 555
2004
2005 響鬼
2005 リブート
2006 カブト
2007 電王
2008 キバ
2009 ディケイド
平成・第2期
2009 W
2010 オーズ/OOO
2011 フォーゼ
2012 ウィザード
2013 鎧武
2014 ドライブ
2015 ゴースト
2016 エグゼイド
2017 ビルド
  • 本編
関連作品
- 関連

Share

Next