レビュー  2004年01月25日  に発表された 

仮面ライダー剣 (全49話)
Kamen Rider Blade

1ツ星

いいところを見つけたいが......見つからない(涙)

役者たちの滑舌の悪さばかり強調される『剣』だが、役柄のバカっぷりも比類ないものがある。どいつもこいつも周囲の言動に左右されやすく、「あいつは悪だ」と言われれば襲いかかり、「味方だ」と言われれば疑わなくなる。ちょっと話せばわかることなのに、すぐ攻撃しちゃうから状況は悪くなるばかり。また突発的な事件があると、それまでの懸案事項を忘れてしまうのも致命的。見ていて気の毒になるほど、知能が低い。
ライダー4名は共闘することはあっても、仲間じゃない。たとえば始は、レンゲルが窮地に陥っているのに栗原親子との時間を優先した。さらっと流されてるけど、よくよく考えるとひどい話だ。まぁ、あの顔ぶれで信頼しあうのは無理だが......。

最終回、剣崎の決断はおもしろかったが、感動するには至らなかった。バトルファイトのルールを考慮すれば、最終的にどうするかはもっと早い段階で考えておくべきことだった。思慮の浅い若者が、あれはイヤ、これもイヤで追い詰められただけに見える。

「職業」をテーマにしたのはおもしろかった。しかし第1話で組織が崩壊し、指示者も受益者も定かでない状態で「これは仕事だ」と言い張るのは無理がある。頭が悪いだけじゃなく、心を病んでいるのかもしれないと、本気で心配してしまった。

ストーリーや設定の破綻は、まだ許せる。許せないのはキャラクターのバカっぷり。キャラクターを好きになれないから、なにがどうなろうと興味がわかない。これほど親しみをもてない仮面ライダーもかつてなかった。

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仮面ライダー剣 (全49話)