レビュー  2012年04月21日  に発表された 

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
Kamen Rider × Super Sentai: Super Hero Taisen

4ツ星

いやいや、これでいいですよ

あらすじ

自分の物語を求めて旅立ったディケイドは、大ショッカーの[大首領]に返り咲いた。新たな宝を求めて旅立ったゴーカイレッドは、大ザンギャックの[大帝王]におさまった。2人は、すべてのスーパー戦隊と仮面ライダーに宣戦布告する。2人のヒーローは悪に染まってしまったのか?

予告編を見たときは、ぶるるっと震えがきたね。ともに偽悪的なヒーローであり、過去作品の力を借りる存在だけに、魅力的なコラボだ。

ストーリーはテンポよく、わかりやすい。ときおり想定外の事件が起こるから、最後まで飽きさせない。もちろん、おかしな点も多い。1972年のアカレンジャーの正体とか、ハカセが残っているのにレンジャー粒子の消滅宣言が出ちゃうとか、ディエンドのジェラシーとか......。説明不足と言うより脚本が粗いのだ。これはプロットありきでストーリーを書いた弊害だろう。
だけど、よかった。「お祭り」というひいき目もあるが、このくらいの欠点は目をつむろう。「仮面ライダーとスーパー戦隊が戦争する」という難題をうまく解決しているし、キャラクターも魅力的に描かれている。

あえて言うと、本作は子ども向けじゃないね。ジョーのひたむきさ、マーベラスの頼もしさ、すねる海東や門矢の髪型チェンジは、特撮ヒーローファン向けの演出だ。腐女子向け、と言い換えてもいい。制作サイドも楽しんで作っている感じがする。『オーズ』や『フォーゼ』のクロスオーバーに不満を感じていたので、本作の痛快さはありがたかった。


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