レビュー  2006年01月29日  に発表された 

仮面ライダーカブト (全49話)
Kamen Rider KABUTO

5ツ星

うひょーっ! かっこいい!!

自分が世界でいちばん偉いと思っているニート、天道総司がたまらない。最強だけど、妹のことになると取り乱す。また妹のためなら、ZECTもライダーもぶっつぶす。その一途さが強さの秘訣なんだな。これほど痛快な主人公も久しぶりだ。

しかしストーリーは破綻気味。物語の根幹となるナゾが、気持ちいいほど放置されてしまった。1年50話もあれば脇道にそれるのも仕方ないが、脇道ばっかりじゃんか。

いろいろ問題はあるが......おもしろかった。
天道は、常識的な正義を徹底的に否定する。守るべきものを"人間"に限定せず、組織と協調する弱さを暴いた。信念を貫きながらも、変わることの大切さを訴えた。これまでの特撮なら、加賀美がヒーローになっていただろう。天道が新しいヒーロー像を示してくれた。
SF的な仕掛けもよかった。ワームの擬態能力や、ネイティブの存在は、SF的な深みがあった。因果を超越するハイパークロックアップも新鮮だ。
抜けが多いくせに、設定がおもしろいから困る。魅力的な作品だった。

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仮面ライダーカブト (全49話)