レビュー  2016年08月06日  に発表された 

劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間
Kamen Rider Ghost: The 100 Eyecons and Ghost's Fated Moment

2ツ星

期待はずれ

「100の眼魂」と言うが、100人の英雄が出てくるわけじゃない。「ゴースト運命の瞬間」というのはタケルが敵と刺し違えることを意味するが、何度も死んだ主人公だから盛り上がらない。それより「前任者がいた」という事実に驚いたが、それもアルゴスの底が浅かったため拍子抜け。私はテレビシリーズ最終回のあとに劇場版を見たが、いくつか終盤の展開に合点がいったが、だからといってテレビシリーズ最終回の評価が変わることもなかった。総じて、期待はずれな劇場版だった。

これはテレビシリーズにも言えることだが、タケルの生命が軽いのだ。彼は他人のため、たった1つの生命を何度も投げ出している。これじゃ生きる喜びがどうのと言っても、説得力がない。「死にたくない。生きていたい。生きてあれやこれしたい。でも、自分の生命より大切なものがある。だから本当はいやだし、怖いけど、やるしかない」という葛藤がない。ホイホイ生命を投げ出し、ホイホイ助かってしまうのは、子どもの教育にもよくない。

そもそも仙人の目的がわからない。彼はアルゴスにゴーストドライバーを与え、なにをさせたかったのか? そしてなぜ、天空寺タケルに切り替えたのか? このあたりはシリーズの根幹をなす設定だろうに、あやふやだ。深海大悟(ゼロスペクター)の立ち位置もわからない。最終回で深海マコトは父の遺志を継ぐと言ってたけど、さっぱりわからん。

もうちっと練り込んでほしかったな。

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劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間