レビュー  2012年09月02日  に発表された 

仮面ライダーウィザード (全53話)
Kamen Rider Wizard

3ツ星

主人公に魅力がなかった

登場人物が馬鹿すぎて、見るのがつらい一年だった。子ども向け番組だから仕方ないけど、大人の視聴に配慮してくれなかったのは残念だ。

ストーリーや世界観はしっかりしていて、最後まで破綻しなかった。死者の復活を否定し、それを受け入れる決着もよい。登場人物のその後もケアされている。が......クセがなさすぎて響かない。最大の要因は晴人に魅力がないからだろう。

人々を守るために戦うのは立派だが、親しみがわかない。サッカーから逃げた過去が明かされても、コヨミのためにゲートを見殺しにしようとしても、人間味は深まらなかった。コヨミに特別な感情を抱いていたように見えない。『カブト』の総司なら迷わずサバトを開いただろう。そのくらい気迫があってこそ、死を受け入れるラストが輝くのに。

試練を乗り越えて魔法の力を得たのはいいが、図に乗っているように見える。手品師の前で魔法を見せたのも思慮が足りない。ウィザードラゴンに脅かされているはずだが、緊張感もない。マヨネーズ馬鹿(仁藤)の方が魅力的だった。

ストーリーは定石通りなのに、どうしてつまらなかったのか。やはり平成ライダーは尖ったキャラクター、陰鬱な展開を見たい。


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仮面ライダーウィザード (全53話)