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[レビュー2004年07月19日に発表された 

スパイダーマン 2

Spider-Man 2

「スパイダーマンになるから落ちる」

なんて非力なヒーローだろう。ピザの配達も、家賃を払うことも、恋人の芝居を見に行くこともできない。なんて不器用なんだろう。ふつうの人とできること/できないことが逆転しているのだ。これを修正するため、ピーターは片方を捨てる。特殊能力より、ふつうの幸せがほしい。その気持ちが痛いほど伝わってくる。

医者に言われたアドバイスが印象的だった。スパイダーマンになるから落ちる。自分以上の存在になろうとするから、無理が出る。自分はすでにスパイダーマンだと気づけばよかったわけだ。

「正体がばれたら終わり」というタブーを破った展開も素晴らしい。MJとの関係もいいけど、ニューヨーク市民の心配りに泣けた。弱者であっても感謝の気持ちは忘れない。胸の奥が熱くなったよ。

1作目は大して感動しなかったけど、2作目はすごかった。
誰もが心の奥底に秘められたヒーローを刺激されたと思う。


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