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[レビュー2008年05月02日に発表された 

アイアンマン

Iron Man

思っていたより、ずっといい映画だった

ヒーローはストイックで、悩み多きもの。そんな定説をひっくり返すトニーの豪放さがたまらない。アメコミを読む子どもたちが素直に期待することを、きちっとやってくれるのは痛快だ。金持ちで、天才で、横暴なトニーだが、発明に対してはひたむきだった。解放後、コンピュータ・ジャーヴィスと二人三脚でマーク2を組み上げていくシーンは印象的。棚からボタ餅で得た力でないから、その後の奔放さも許されるってもんだ。惜しむらくは、トニーの善良さがあまり掘り下げられていないところ。兵器産業に関わっていた悔恨、ペッパーへの愛情、ローディとの友情、あるいは父親への思いは、もう少し描いてほしかった。

ストーリーもよく練られている。誰が敵になって、どんな兵器をもってきても、改良されたアイアンマンに勝てっこない。そう思っていたが、なるほど、そう来ましたか。久々に興奮したよ。


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