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[レビュー2004年04月16日に発表された 

パニッシャー

The Punisher

これは復讐ではない。制裁でもない。ただの犯罪だ!

陰湿な罠を仕掛け、愛するものを奪い、苦しめ、いたぶりつくすパニッシャー。アメリカ人がどう見るかは知らないが、日本人的感覚で言えば、いくらなんでもヤリスギ。正義の味方でも、復讐鬼でもなく、「自分をヒーローだと思い込んでいる危ない人」でしかない。
アンチヒーローにしては怒りのタメが甘い。アパートの住人となごむヒマがあったら、下水道をねぐらにして狂気を充填すべき。日常がぬるいので、復讐の苛烈さが浮いてしまっている。まぁ、シリアスなのかギャグなのかわからない、ギリギリの感覚がおもしろいと言えばおもしろかった。

それはそうと、親友がゲイだと知らなかったボス(トラボルタ)も泣ける。奥さんも、部外者のパニッシャーさえ知っていたのに。ボスたるもの、部下の性的嗜好は把握しておかないとね。


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