レビュー  2006年10月27日  に発表された 

災厄の街(トビー・フーパー) / マスターズ・オブ・ホラー (S2-14)
The Damned Thing / Masters of Horror

2ツ星

引っ張って、振り回して、投げっぱなし

あらすじ

24年前、不気味な粘液によって両親を喪った少年は、保安官になって現象の再来に備えていた。しかし警戒するあまり妻と子と別居し、家中に監視カメラを設置するなど異常さが目立っていた。そんなある日、街のあちこちで動機不明の殺人や自殺が多発する。

『マスターズ・オブ・ホラー』第2期、邦題『13 thirteen』の1本目。通算14本目。原作はアンブローズ・ビアスで、既読。クトゥルフ神話に含めていいのかな。言われてみると「ビアスらしい」けど、2006年のホラー映画としては戸惑う。でもまぁ、わけがわからない恐怖は普遍的なものだから、これはこれでいいのかな。

過去に遭遇経験を持つ主人公が怪奇現象に挑む展開は、じつに定番。しかしモンスターが正体不明すぎて、対処法がわからなかった。対処法がわかっても理解されなかったり、条件が揃わなかったり、犠牲を伴ったりする方が自然だと思うが、そこまで達しない。なので一般市民より少し早く逃げられるだけ。24年間もなにをやっていたんだか。

スピード感のある映像はよいので、物語の骨格が弱いのは残念だ。


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災厄の街(トビー・フーパー) / マスターズ・オブ・ホラー (S2-14)