[Edit]
[レビュー1986年03月15日に発表された 

ドラえもん(07) のび太と鉄人兵団

Doraemon: Nobita and the Steel Troops

リリルにメロメロ

ドラえもん映画史上、最大のピンチ。宇宙からの侵略ロボット軍団を、のび太たちだけで迎え撃たなければならない。彼我の戦略差は大きいが、誰も頼れない。やるしかない!
出会った美少女は、なんと敵の先兵。のび太はリリルを仲間にしようとするが、彼女は揺れ動く。無理もない。敵に恩義を感じても、母国を捨てるのは容易ではない。葛藤の深さが、リリルの人間性を際だたせる。

スネ夫のロボットが驚異的な進化を遂げたので、リリルを連れだって新たなアムとイムになるかと思ったが、ちがった。一巡した世界から来訪する新リリルは、衣装がちがっていた。なんらかの影響が残っているが、よくわからない。もどかしい。

全体を俯瞰すると、釈然としないところはある。そうした不満を払拭するほど、リリルの魅力は大きかった。


Share

Next