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[レビュー2009年03月07日に発表された 

ドラえもん(29) 新・のび太の宇宙開拓史

Doraemon: The New Record of Nobita: Spaceblazer

感動する場所が変わってる

ロップルくんが女の子になってしまった! ちょっと中性的すぎませんか? 通学シーンが加わったことで、「同年代なの働いているしっかり者」のイメージが薄らいでしまった。ロップルくんのイメージが崩れる。
地球とコーヤコーヤ星では時間の流れる早さがちがう。だから次元接続が切れたら、もう絶対に会えない。会えるとしても、それはロップルくんの子孫になる。奇跡のような出会いと別れ。その切なさが、ラストでは感じられなかった。

とはいえ、旧作をなぞるだけじゃ、リメイクの意味がない。逆に、前作より興奮したシーンもある。たとえば、のび太が危険と知りつつコーヤコーヤ星に飛び込むところはよかった。胸につけた保安官バッジは、託された期待に応えたいと思う気持ちのあらわれ。こうやって男は成長するのかと思った。

旧作にも新作にも、それぞれいいところがある。絶対に旧作の方がいいってわけじゃない。これから順次、かつて見た映画がリメイクされていくだろう。どんな描かれ方をするのか、楽しみだ。


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