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[レビュー2002年03月09日に発表された 

ドラえもん(23) のび太とロボット王国

Doraemon: Nobita and the Robot Kingdom

ロボットと人間のちがいは?

今作はひみつ道具の活躍が少なく、ふつうの冒険アニメになっていた。仲間たちの活躍も乏しい。なんだか、ドラえもんが一人で立ち回った印象を受ける。まぁ、そういう映画があってもいいが、キャッチコピーが「いっしょが、いちばん強い。」なのは皮肉だろうか。

「ロボットを人間扱いするのはおかしい」とするデスターの意見はまちがってない。のび太たちだって、地球ではロボットを道具やペットと認識していた(ドラえもんをのぞく)。感情移入できるものを「人間」とするなら、赤ん坊やぼけた老人は人間じゃないのか? まぁ、そのへんを追求するのは野暮か。

スネ夫は『鉄人兵団』で人型ロボットで遊んでいたが、本作ではAIBOのようなペットロボットに変わっている。これも時代の変化だろうね。AIBOに感情移入できるかどうか? 映画のテーマは、あんがいここにあるのかもしれない。

ラストは不覚にも感動してしまった。ロボットの母親と、人間の母親の対比に胸が熱くなった。


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