ほんとにあった怖い話(#23 S2-10) Honto ni atta kowai hanashi #23

2ツ星

芸能人の体験談はうざい

再現ドラマのあいまに吾郎さんと子どもたちの雑談、霊能力者のアドバイス、心霊写真の紹介などが入る。意味のない尺稼ぎだが、ドラマが間延びするよりマシか？　いや、ドラマも大した出来じゃないから困る。3本は少なすぎる。

転ぶトイレ (安田美沙子)

[あらすじ] 主人公はOL。会社のトイレで転ぶ人が続出する。主人公には、足を引っ張る女性の霊が見えていた。

[感想] 見えてるから転ばない。納得。

共演者 (萩原流行)

[あらすじ] 地方公演していた萩原は、訳者やスタッフに怖い体験を話す。劇場のトイレで声をかけられたが、誰もいない。客席のすみから見ている女性がいる。壊れたオルゴールが鳴り出す。話を聞いていた女性が話す。上演中、萩原の目の前にものすごい形相をした女性が立っていたと言う。夜、萩原は布団の中で霊に襲われた。

[感想] 芸能人が自身の体験を話し、それを再現ドラマにする。そのドラマの中でも自身の体験を話している。なかなか凝った構成。

忘れられた記念写真 (若槻千夏)

[あらすじ] 成人式を迎えた女性グループ。母校の中学校を訪れ、恩師に写真を撮ってもらう。二日後、写真に交通事故死した男子生徒の霊が写り込んでいた。成人の日は、彼の命日だった。彼女たちは写真を墓前に供えた。

[感想] 小林靖子さんの脚本だった。ケレン味がなく、ありそうな怖い話だった。女子グループと男子生徒の組み合わせは違和感もあるが、ほんのりリアルだった。