ほんとにあった怖い話(#02) Honto ni atta kowai hanashi #02

2ツ星

怖い話をふざけたチームが解析する。

第２回もちゃんと説明があった。歯医者だったところを改造した本拠地で、心霊写真房もあるぞ。

さがしもの

[あらすじ] 深夜ドライブ中、自販機のそばで探しものをする女性を見かける。声をかけ、いっしょに探そうとするが、主人公は危険を感じて車を発進させた。あとは知らない。

[感想] 短いが、基本形として押さえておくべきだろう。しかし車にしがみついたのは蛇足。やるなら、どうやって逃げ切ったか、描いてほしかった。

見えない住人

[あらすじ] 深夜、心霊スポットの廃屋を探索する若者たち。外に出て録画を確認すると、「帰るな！」と叫ぶ声が入っていた。

[感想] 短いが、基本形として押さえておくべきだろう。動画のレベルが低いため、霊能力者がていねいに解説するが浮いちゃってる。

最期の声

[あらすじ] 主人公は若い女性。友だち２人とホテルに泊まったら、夜、女の声が聞こえて目覚める。見ると、天井から女性の上半身が垂れ下がっていた。驚いた主人公はホテルを飛び出し、タクシーで友人宅へ。落ち着いて事情を話すが、信じてもらえない。
翌日、彼女たちが泊まった部屋の上の部屋で、女性が殺されたことを知る。主人公が聞いたのは、殺された女性の最後の声だろうか？

[感想] 短いが、これも基本形の１つ。友人宅に着いてから、なにがあったか話す構成は、この短さでは邪魔になる。時系列に沿ってストレートで十分だろう。

赤い服の女

[あらすじ] 主人公は小学生男子。友だちと住人が焼身自殺した家を探検。赤い服の女を見かけ、あわてて逃げ出す。それ以来、霊障に悩まされる主人公と友人。ある夜、主人公の家が火事になる。興味本位で見ている野次馬を見て、主人公は腹立たしく思うが、それは廃屋を探検したときの自分と同じだと気づき、反省する。それ以来、赤い服の女を見ることはなくなった。

[感想] これはいいね。火災現場を見ると気持ちが昂るが、当事者にとっては失礼なことだし、ましてや死者がいたなら慎むべき気持ちだ。友人が教室でボヤを起こしたり、祖父の家が燃えるところは省けるが、短くなりすぎちゃうか。