世にも恐ろしい日本昔話 (全3話) Yonimo Osoroshii Nihonmukashibanashi

2000年 アニメ 5ツ星 ファンタジー:童話 ホラー:ショート 文学・古典・童話 時代劇 痛い

そんな見方もあったのか

漫画雑誌「本当は恐ろしいグリム童話」で脚光を浴びた童話の再解釈を、日本の昔話に適用したもの(かな?)。登場人物や事件、結末は同じだが、意味がまったく異なっている。おもしろい。

  1. 猿蟹合戦 ... [あらすじ] 柿ひとつ食べただけでサルは撲殺された。 [感想] サルの視点で見ると、自分が報復される理由がわからないのか。イジメっ子も、自分がイジメをしている自覚がないから、すごい説得力がある。
  2. カチカチ山 ... [あらすじ] タヌキは愚鈍だった。 [感想] あまりにも救いがないので泣けてしまう。しかもこの事件が、ウサギの英雄譚として後世に伝えられたと思うとますます泣ける。
  3. 浦島太郎 ... [あらすじ] 竜宮城は妖怪の慰安所だった。 [感想] 幻覚描写がヤバイ。強烈。振り返ると太郎に落ち度はない。いいことをしても、報われるとはかぎらない。むしろ厄介事を招く恐れがあるのか。

私たちが教わった昔話はルサンチマンの妄想だった。夢も希望もないが、強い説得力がある。子どもに見せたら泣いちゃうかもしれないが、人生の貴重な教訓を得られるだろう。本来、昔話や童話はそうしたものだ。

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