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[レビュー1972年12月17日に発表された 

パンダコパンダ

Panda! Go, Panda!

なまじのホラーより怖い

元気いっぱい、パンツいっぱい。ミミ子(杉山佳寿子)の明るい声が耳に残る。のちの『となりのトトロ』の原型になったと言われているが、冷静に見るとかなり怖い。人形に見えるパンダが生きていて、言葉が通じる。おまけにミミ子の父親になると言い出す。
こいつ......本当にパンダなのか?

いや、パンダには見えない。ではなんだ? あれこれ考えると、ぞくりとする。こうなると、ミミ子の精神状態も不安になる。ミミ子はちゃんと現実が見えてるの? おばあちゃんは実在するの? 考え出すと、キリがない。

ここまで荒唐無稽な世界観は、ふつうの人には思いつかない。動物園と人間界の暮らしを両立させるラストも強烈すぎる。子ども向け映画なのだが、子どもに見せていいのか悩ませる作品である。


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