レビュー  2012年07月10日  に発表された 

巨神兵東京に現わる
Giant God Warrior Appears in Tokyo

3ツ星

メイキングを作るための本編

庵野監督が特撮技術の衰退を惜しみ、その技巧を作品として残そうとした。その心意気や、よし。しかし出来上がった作品が、「CGならもっとできたのに」と思わせてしまうのは世知辛い。むしろ特撮技術に終止符を打ってしまったようだ。

気持ち悪いのはモノローグ。曖昧で、要領を得ないこともマイナスだが、なにより林原めぐみの声が「アニメ」を彷彿させる。本気で特撮技術を惜しんでいるのか? 特撮のナレーターを起用すべきだろう。

技術はすごい。いろんな工夫が凝らされている。しかしそれは特撮ファンしか見ない。ああ、特撮技術を愛する人のために作ったものだから、これはこれでいいのか。

「メイキングを作るための本編」と思えば、もろもろ納得できる。



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巨神兵東京に現わる