レビュー  1964年12月20日  に発表された 

ゴジラ(5) 三大怪獣 地球最大の決戦
Ghidorah, the Three-Headed Monster

4ツ星

「おれたちの知ったことか!」

対決路線が定着し、年々その地位を落としていくゴジラ。しかし本作は、そうした嘆きを吹っ飛ばすほどおもしろかった。もうね、タイトルがうまいよ。なにも知らずに見たので、ヤツが出たときの驚きはなかった。

モスラの説得シーンは抱腹絶倒。ゴジラ、ラドンの言い分はごもっとも。しかし三大怪獣は結束して戦ってくれた。交渉決裂して、小美人の通訳もないから、その心境はわからない。ゆえに、想像をかき立てられる。
「きっとゴジラは、自分をやっつけたモスラが、自分以外の怪獣(キングギドラ)にいたぶられるのを見てられなかったんだよ!」
私が子どもなら、父親にそう説明するだろう。怪獣は人類にっての脅威だが、同じ地球に生きる仲間なんだ。登場人物にそう言わせることなく、メッセージを伝える演出が見事だ。

ここに至り、怪獣は隣人となった。喧嘩することはあっても、いっしょに暮らしていきたい。


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思考回廊 レビュー
ゴジラ(5) 三大怪獣 地球最大の決戦