大巨獣ガッパ Gappa the Triphibian Monsters
1967年 特撮 4ツ星 家族 怪獣怪獣の親子愛に感動した
東宝の『ゴジラ(1954)』につづき、大映が『大怪獣ガメラ(1965)』を、松竹が『宇宙大怪獣ギララ(1967)』を、そして日活が世に送り出した怪獣映画が本作『大巨獣ガッパ』である。あいにくヒットせず、これ1本きりで終わってしまったが、忘れ去るには惜しい魅力がある。
たしかに二番、三番、四番煎じだが、2体のガッパが並ぶところは絵になるし、それが愛情に満ちた夫婦となれば鮮烈な印象を残す。雌ガッパが巨大タコをくわえていたのは、子どもに食べさせるためだったらしい。細かい演出が光る。
ラストで親子が抱き合い、子が飛び方を教わるシーンは感動的だ。もはや彼らを「怪獣」と呼ぶことはできない。人間以上に人間らしい怪獣だった。
怪獣 | ||
---|---|---|
東宝 | ||
ゴジラ:昭和 | ||
ゴジラ:平成 | ||
ゴジラ:ミレニアム | ||
モスラ | ||
フランケンシュタイン | ||
東宝怪獣 | ||
大映 | ||
ガメラ:昭和版 | ||
ガメラ:平成三部作 | ||
ガメラ:新生版 | ||
大魔神 | ||
ほか | ||
ウルトラシリーズ | ||
松竹怪獣 | ||
怪獣:ほか | ||
ゲーム・アニメ・CG映画 | ||
海外制作 | ||
海外制作 |