大魔神 逆襲 Wrath of Daimajin

1966年 特撮 3ツ星 怪獣 時代劇

神は見ている

2度あることは3度ある。今作の舞台は雪国で、主役は子どもたち。野外ロケが多く、景観は素晴らしいのだが、それ以外はいつもと同じ。やはり怒りゲージをためる時間が長い。30分くらいで決着がついてほしいところだが、ひょいひょい神さまが出てくるのもヘンか。

3作目は神の化身として、大鷹が描かれる。悪代官の末期を見てもわかるが、神はすべてを見ておられた。大鷹が頭上にいるとき、悪いことをしちゃ駄目だ。

1作目、2作目以上に、良心的になった大魔神さま。しかし悪人に対する苛烈さは変わらない。あらゆる手で逃げようとするが、神を出し抜くことはできなかった。首領を神に差し出せば、下々は見逃してもらえるかもしれないのに。極限状況で知恵が回らないのは無理ないか。

大惨事を生き残った人々は、どんな文化を築くだろう? その後の歴史に興味が向いてしまう。

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