「ドッコイショッショ、ドッコイショ」の 秋田竿燈まつり
2010年 秋田県 #東北夏祭りドライブ ソフトクリーム・氷菓 祭り19時、秋田竿燈まつりがはじまった。
しかし主会場(竿燈大通り)は人が多くて入っていけない。ゆらりと立ち上がった竿燈は、ゆらゆら動くばかりで、近づきも遠ざかりもしない。あれ?
秋田竿燈まつりは、盛岡さんさ踊りや青森ねぶたのように、前進するタイプの祭り(パレード)じゃなかった。
※ゆらーり
秋田竿燈まつり
秋田竿燈まつりは、東北三大祭りの1つ(青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、仙台七夕まつり)。竿燈は稲穂に見立てたもので、いちばん大きな「大若」では、高さ12mの竿に提灯が46個がついて、重さ50kgになる。
その竿燈を直立させ、平手、額、肩、腰などにのせてバランスをとって、妙技を披露する。一定時間ごとに隊列を前進させるが、竿燈をもったまま歩くことはない。
隊列が動くタイミングを見計らって、流れに割り込む。なんと通りに面した場所を確保できた。
※竿燈をもったまま歩くわけじゃない
※ぶつかったのか、競い合っているのか
※ゆらゆら
地域の一体感が醸成される
1つの竿燈をチームで支えている。差し手のうしろには次の差し手が控えており、問題があったらすぐ手を貸せるようにしている。
差し手ごとに習熟度が異なり、うまい人もいれば、へたな人もいる。へたな人はバランスを崩すことがある。実際、私の方に倒れてきて、街路樹に救われたこともある。
ハレの舞台で失敗するのは恥ずかしい。しかし多くの若者が挑戦し、互いを高めあっている。チームは町内会単位が多いようだ。なるほど竿燈を通して、地域の一体感が育まれている。これはいいね。
※額に立てる人もいる
※あっちもこっちも
終了、撤収
競技が終わり、観光客が参加する「ふれあい竿燈」も済むと、竿燈は三々五々に退場していく。各町内にもどって競技を披露するチームもあるそうだが、追いかける気力はなかった。暑さで体力を消耗しきっていた。
※本物の提灯だ
※撤収開始
※竿燈屋台村中央会場で買った冷やしきりたんぽ鍋と味噌きりたんぽ
※ババヘラアイスを食べよう
※お見事
さて、今夜も宿がない。車中泊を覚悟していたが、秋田市内にあるスーパー銭湯に潜り込むことができた。一日の旅は、まだ終わらない。
東北夏祭りドライブ (8日間) | |
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