蔵王のお釜 / エメラルドグリーンの火口湖
2010年 山形県 #東北夏祭りドライブ 交通:リフト 景勝地 湖先代に抜ける前に、蔵王のお釜を見ておこう。
市街地を抜け、標高が高くなると、気温が下がってきた。真っ青な空に太陽がギラギラ輝いているのに、窓を開けてもいいほど涼しくなる。標高差は大きいな。
やがてリフト乗り場に出たので、車を止めた。
お釜への道
山寺と同じく、嫁は子どものころに来ているそうだが、私は初めて。お釜へ行くには、リフト(有料)か蔵王ハイライン(有料)を使う。どっちもどっちだが、今回はリフトを使った。
※リフトで登っていく
※山形と宮城の県境を越えた
※並行して、旧リフトが見える
蔵王のお釜
蔵王のお釜は、蔵王刈田岳、熊野岳、五色岳の3つの山に囲まれた火口湖。見た目が釜のように見えることから、その名がついた。
湖の周囲は1,080メートル、直径330メートル。比較物がないから、大きさが実感できない。写真で何度も見てるけど、この目で見ると奇妙な感じがする。
※お釜
お釜の別名は「五色沼」。天候や日差しで湖の色が変わって見えるからで、福島県の五色沼とは関係ない。
湖水は酸性のため、生物は生息していない。水温は表面から十数メートルで2℃まで下がり、そこから先はまた温度が上がるという「特殊双温水層」になっている。よくわからないけど、世界的にも珍しい火口湖なんだって。
深淵をのぞく気分
振り返ると、なだらかな丘陵になっていて、山頂に刈田嶺神社が見える。蔵王ハイラインから降りた人は、もっと上の方に出るようだ。せっかくなので、刈田嶺神社まで登っていく。ちらちら振り返り、お釜の見え方が変わっていくのを確認した。
※角度が変わっていく
※刈田嶺神社
理由は不明だが、そこかしこで石が積み上げられている。賽の河原のようだ。なんとなく私も1つ、石を乗っけてしまう。こうして増えてきたのだろうか?
※賽の河原のようだ
霧が出てきて、消えた
ガイドブックによると、お釜にはガスが発生しやすく、まったく見られない時もあるようだ。実際、私たちが歩いてるあいだにガスが発生して、お釜は見えなくなった。
ところが、10分もしないうちにガスは消えてしまった。めまぐるしいものだ。
※霧が出てきた
※蛇行する山道を抜けて。
あちこち見てまわった後、リフトを降りて車のエンジンをかける。次の目的地は仙台だ。
仙台まで2時間(68km)ほどだ。
東北夏祭りドライブ (8日間) | |
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